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新概念のコンディショニング法が当店で大人気。そもそもスキンストレッチとは??

筋膜・皮膚・膜(ファシア)を整える新概念のコンディショニング法。
「スキンストレッチ」

近年、日本代表アスリートなどが走る前に使っているツールとして話題になっているのが「スキンストレッチ」だ。
運動の前後に用いることで、ケガの予防から疲労回復に役立つという。
筋膜・皮膚・膜(ファシア)を整える新概念のコンディショニング法として、そのツールは生まれた。

※膜(ファシア)はコラーゲン性結合組織。靭帯、腱、関節包もファシア。
痛みを感じる部位のほとんどは膜(ファシア)
昨今、新たなコンディショニング法として、多くのアスリートが愛用しているのが「スキンストレッチ」。
専用のステンレス素材のツールを用いて、主に浅筋膜層に対して「さする」「伸ばす」「寄せる」などの刺激を与えることで、筋の硬さが緩み、痛みや違和感をケアする方法だ。
近年、“筋膜リリース、という言葉を耳にすることが増えてきたが、スキンストレッチはまさに、皮膚と筋膜に対してアプローチする新たな筋膜リリース法と言える。

そもそも筋膜とは、筋肉を覆っている膜をイメージする人が多いが、筋膜はmyofascia(筋肉系の膜)であり、スキンストレッチコンディショニング法として考える筋膜は皮膚も含めた膜(ファシア)で、コラーゲン性の結合組織すべてを含むものと定義されている。
靭帯や腱、関節包なども膜(ファシア)の一員となる。
また、「人が痛みを感じる解剖学的部位のほとんどが膜(ファシア)である」と医療誌でも記されている。

単純なイメージとしては筋肉と身体の表面にある皮膚・膜(ファシア)との間は滑走(すべりあうこと)することがわかっており、うまく滑走すると柔軟性が増して動きがスムーズになり、痛み、違和感も感じづらくなる。
皮膚や膜(ファシア)は老化や疲労によって伸縮性も悪くなり、動きの制限や痛みの原因、回復力にも影響すると考えられている。
つまりは、筋膜・皮膚・膜(ファシア)が正しく機能することで、我々はスムーズに身体を動かすことができるのだ。
逆を言えば、筋膜・皮膚・膜(ファシア)がうまく機能していなければ、運動時に十分なパフォーマンスを発揮できず、ケガのリスクが高まると考えられる。

一般に“筋膜リリース、と呼ばれるものは、筋膜と筋肉の滑りが良くなるように、筋膜を整える施術法を言う。
フォームローラーなどの器具を使った方法とともに紹介されることが多かったが、実際にはその方法はさまざまだ。
器具を使う場合、長くやり過ぎたり、強くやり過ぎたりすると、かえってその反発で筋肉が硬くなってしまうこともあるため注意が必要。
その点、スキンストレッチは利便性が高い。
「着ている衣服のシワを伸ばして整えていくようなイメージ」で、製品の重みを利用して、衣服の上から20回程度なでるようにさするだけでよい、ということが治療系大学の研究でわかった。
また、力の加減もしやすく、手軽に筋膜・皮膚・膜(ファシア)のコンディションを整えることができるという。

そのため、レース前や練習時も走る前に使う選手が増えてきているのだ。

トップアスリートからお年寄りまでデリケートな方々に、運動後や就寝前のケアで使用する人も多いが、ウォーミングアップ時に取り入れることも多い。

2019年度の日本柔道整復接骨医学会で
は、了徳寺大学の野田哲由教授らによって、スキンストレッチで20回以上さすると筋肉がかなり柔らかくなる、という調査結果が発表された。
「スポーツ選手などが現場でスキンストレッチをセルフで行うことは価値がある。治療院やリハビリ施設でもその応用を学び、利用する価値は高い」と野田教授は話している。

筋肉が硬いと、その筋肉自体の動きが悪くなる上に、他の筋肉との連動性も妨げられる。
言い換えれば、筋が柔らかくなるということは、筋の疲労回復や肉離れなどのケガ予防になるだけでなく、パフォーマンスアップも期待できるということだ。

今後の可能性、医療とのつながりさらに、医学的な研究も進めており、慢性的な痛みの原因を解明した新しい理論とスキンストレッチ効果の関連性を探っている。
この理論が世界的に有名な医学誌でも発表されたことで、これらがつながると治療方法としてもより幅広く認知され、アスリートのみならず、地域の高齢者など多くの方の助けとなるだろう。

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